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	<title>にこにこ風味 :: Weblog &#187; marquez</title>
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		<title>十二の遍歴の物語</title>
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		<pubDate>Sun, 01 Aug 2004 05:08:35 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[marquez]]></category>

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		<description><![CDATA[十二の遍歴の物語 新潮・現代世界の文学

DOCE CUENTOS PEREGRINOS (十二の遍歴の物語)/ Gabriel Garci&#8217;a Ma&#8217;rquez (ガブリエル・ガルシア＝マルケス &#8230; <a href="http://252523.net/blog/archives/doce_cuentos_peregrinos">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4105090062/nikonikofuumi-22/ref=nosim/">十二の遍歴の物語 新潮・現代世界の文学</a></p>

<p>DOCE CUENTOS PEREGRINOS (十二の遍歴の物語)<br />/ Gabriel Garci&#8217;a Ma&#8217;rquez (ガブリエル・ガルシア＝マルケス)<br />/旦 敬介 訳<br />新潮社</p>

<p>この短篇集には前置きとして一つ、短い章が設けられている。十二の短編小説のなりたちをマルケス自身が説明したものだが、物語作家としての感が強い作家だけに自身の声として読めるものはめずらしい。</p>

<p><span id="more-11"></span></p>

<p>この章には彼の短編小説作成法らしきものが、ほんの少し見てとることができる。幻想的な文の中にあるリアリティが、彼のどこから生まれているのかが分かるような気もする。そして、短編一つにも多大なエネルギーと時間を費やしていて、アイデアの豊かさ、スピード。発表された作品を見る限り、自由奔放に次から次へ振り返ることなく書き続けていたのだろうと推測していたのだが(もちろん、それらは破綻することなく文章の構成としても練られているのだが)実際の作文における彼の姿勢が、これほど真摯でストイックな面を持ち、快楽の中で執筆していることに驚いた。</p>

<p>冒頭に</p>

<blockquote>大きくなったら作家になりたいと思っている子供たちに、ものを書くという中毒がどれほど貪欲かつ仮借ないものであるか今のうちから知らせておくのも悪くはないだろう。</blockquote>

<p>とあるのだが、これは私をホッとさせてくれた。というのも、以前大学で作品を制作していたとき、同じような感覚に襲われるのが度々あったからで。その頃は自分の作品を周りのいろいろな人達に見てもらうのが仕事のようなもので、学生とは言ってもモノを作る現場ではプロも素人もなく。気分だけはプロ意識でいた。若いゆえの未熟な部分や落度はあるものの、若さゆえの新鮮な冒険やアイデアでも良いものは良いのである。<br />そして、モノを作ることに快楽を得て中毒になることを覚える。他所から見れば「そんなに熱中できるなんて素敵」といった見方で見られることもある、確かにこれはモノを作る人間冥利に尽きるものだ。しかし、これはもはや中毒なのだ。マルケスが言うように「どれほど貪欲かつ仮借ない」ー中毒、プロに近づくほど毒性は強くなると思うが、この毒が何を冒すのか、それは自分そのものではないかと僕は考える。</p>

<p>最初は自分の時間、次に利益、精神と次第に冒されながら最後に自分自身を排除しうるもの ーそして作品を生むことができるとは考えられないだろうか。この本の冒頭文を読んでマルケスがいかに作品のために中毒になっているか、欲しているか、切り捨てているか。多少なりとも姿勢が見えてくる。そういった意味で、この短篇集を薦めたい。</p>

<p>私も、文章を少し書き始めているのだけど、そういったものを書く気持ちを励ましてくれた本である。将来文章を書いてみたいと思う若い人に是非、冒頭の数ページだけでも読んでほしい本でもある。<br />そしてもう一つ。小さなメモが積り積って幾つもの筋書きを作りだし、さらに不要なものを消し新しいものをつけ加えて文章を書く準備をする。その過程も冒頭に記されている。これもモノ書きの重要な「作業」であることを示してくれている。この作業がモノ書きが快楽の中毒になるためのたった一つの「仕事」ではないのだろうかと、そう思いこれから本編を読むところである。</p>
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		<title>百年の孤独</title>
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		<pubDate>Wed, 21 Jul 2004 09:07:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[marquez]]></category>

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CIEN AN~OS DE SOLEDAD (百年の孤独)/ Gabriel Garci&#8217;a Ma&#8217;rquez (ガブリエル・ガルシア＝マルケス)新潮社



この本は高校生の自分、名前に魅 &#8230; <a href="http://252523.net/blog/archives/cien_anos">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4105090089/nikonikofuumi-22/ref=nosim">
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<p class="indentless">CIEN AN~OS DE SOLEDAD <br />(百年の孤独)<br />/ Gabriel Garci&#8217;a Ma&#8217;rquez <br />(ガブリエル・ガルシア＝マルケス)<br />新潮社</p>

<p><br clear="all" /></p>

<p>この本は高校生の自分、名前に魅かれて読んだのが最初で。「なんとまあステキな名前」と手にとり買ったはよいが、ハードカバーの単行本で二段組みのこの本を読破するのに一ヶ月以上を費したことを今でも覚えている。とにかく、この物語に登場する人物の名前が覚えられず、理解するのに時間を費やして頭を痛めたのだ。</p>

<p>あの人がこの人の息子ってことはあの女の子はこっちで、あっちはどっちで、あーしてこーして、、、この本に関して覚えていたことは、似たような(同じ)名前の登場人物が繰り返し現れて、よく雨が降って、、、ということくらいで、話の筋も結局、学生時の自分の頭ではうまく取り込むことはできていなかった。</p>

<p><span id="more-10"></span></p>

<p>そして、去年。結局友達にあげてしまったこの本が、もう一度読みたくなって本屋を探してみると、装幀も新たに改訳されたこの本を見つけた。以前の版では白と青の地味だった装幀が、暗い地に変な画と箔打ちされた文字がプラス一キログラムほどの重量感を演出していた。やはり値段がお高めなのは「プレゼント用かな」とも思えたけども、本文の文字が以前より大きくなっていたり、家系図が冒頭に書かれているのには、くわえた魚を落しそうなほどうれしかった。</p>

<p>より読みやすくなったこの本は一週間かからず読むことができた。しかし、驚いたことには、二回目を読み終えても、消化しきれずに読んだ一回目と印象はほとんど変らなかった。細部の描写が鮮かになったことや、物語の筋がはっきりしたのは当然なのだけれども、登場人物の名前のことや、雨の印象は変らない。学生時代に理解不足で読んでいたつもりが、物語そのものを読んでいたのだとも思えるようにもなった。
マルケスさんは、「呪術的リアリズム」「幻想文学のなんたら」と紹介されることはよく聞く話だけども、それはただ、便宜的に「この人の書く作品はこういうジャンルですよ」と説明しているだけなのかもしれない。だからこそ、カルト的な題材にもかかわらず、世界中で広く読まれているのだし、ノーベルなんとか賞をもらうまでになったのだろう。</p>

<p>「百年の孤独」という題名にも改めて驚いた要素の一つで。この本を友人に紹介するとき、以前まで「百万年の孤独」と伝えていた。恥ずかしい話だけども、実際にそうだったし、これからも時々間違えるかもしれないといった思いもある。言い訳するようだけども、「百万年」と言ってもさしつかえないような気がする。百年なんていう時間は実際、ほとんどの人間は知らないはずだし。もしかすると、百年は百万年より長いのかもしれない。</p>

<p>このお話は、それくらい長く短かい、早くとも遅い時間を内包していて。なおかつ新聞記事のようにリアルで、ほら話のようにうそくさい。百億兆万光年のようなお話に違いない。</p>
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