DOCE CUENTOS PEREGRINOS (十二の遍歴の物語)
/ Gabriel Garci’a Ma’rquez (ガブリエル・ガルシア=マルケス)
/旦 敬介 訳
新潮社
この短篇集には前置きとして一つ、短い章が設けられている。十二の短編小説のなりたちをマルケス自身が説明したものだが、物語作家としての感が強い作家だけに自身の声として読めるものはめずらしい。
DOCE CUENTOS PEREGRINOS (十二の遍歴の物語)
/ Gabriel Garci’a Ma’rquez (ガブリエル・ガルシア=マルケス)
/旦 敬介 訳
新潮社
この短篇集には前置きとして一つ、短い章が設けられている。十二の短編小説のなりたちをマルケス自身が説明したものだが、物語作家としての感が強い作家だけに自身の声として読めるものはめずらしい。
CIEN AN~OS DE SOLEDAD
(百年の孤独)
/ Gabriel Garci’a Ma’rquez
(ガブリエル・ガルシア=マルケス)
新潮社
この本は高校生の自分、名前に魅かれて読んだのが最初で。「なんとまあステキな名前」と手にとり買ったはよいが、ハードカバーの単行本で二段組みのこの本を読破するのに一ヶ月以上を費したことを今でも覚えている。とにかく、この物語に登場する人物の名前が覚えられず、理解するのに時間を費やして頭を痛めたのだ。
あの人がこの人の息子ってことはあの女の子はこっちで、あっちはどっちで、あーしてこーして、、、この本に関して覚えていたことは、似たような(同じ)名前の登場人物が繰り返し現れて、よく雨が降って、、、ということくらいで、話の筋も結局、学生時の自分の頭ではうまく取り込むことはできていなかった。